私が認識している自分の弱点は、 ・詰めが甘い ・スケジュール管理が苦手 ・人の話を中途半端にしか聞いていない ・集中すると周りが見えなくなる 3子の魂100まで、と言うけれど、子供のころから言われていた。 問題文を最後まで読まずに間違えたり、勘違いをしていたり、 思い込みで突っ走ったり。 弱点は、長所の裏返しというが、これらをひっくり返すとどうなるか.... ・詰めが甘い→自由な発想??? ・スケジュール管理が苦手→??? これは思いつかない ・人の話を聞かない→人の意見に左右されない??(いや、左右されまくっているような気が) 発想のジャンプができるってことか。 ・集中すると周りが見えない→集中力がある??? ひっくり返して長所作戦は、なかなか難しいかも。 こんなに苦手なことだけなのに、設計の仕事をしたいと思うのはなぜなのだろうか、と自分でも時々思う。 ディテールを詰めるのが好きだという訳でもなく、関係者の調整は多々めんどくさいなあと思う。 私が唯一好きだなあと思う瞬間は、自分が提案した案を、施主が喜んでくれた時。 施主の頭の中の想像を超えた案を提案して、それが採用された瞬間のみのために働いている気がする。 上に上げた自分の性格の中では、要望をヒアリングして、それを提案にするときのジャンプの方法や 距離が、長所を活かしていると言えなくはない。 よく考えるとそれは、設計でなくてもよいのかもしれないが、 自分の専門分野と、提案したことに最後まで関わり完成させる (営業のときはほとんど受注したら自分の仕事はフェードアウトだった) という職業は、今のところ設計以外にない、ということなのかもしれない。 #
by yonedy7
| 2014-06-14 23:40
| たわ言
とても久しぶりに文章を書く。自分の頭の中の整理として。 既に仕事を初めて9年。長いようであっという間だ。 最近は、目の前にある仕事、与えられた仕事をやっているだけでは評価されない、 という年齢になってきたことを実感する。 目の前の仕事さえもまだまだおぼつかないのだけど、それでも、 もっと周りを巻き込んで、船長のように船を導くことや、 あるいは、周りに遡及効果のある仕事の仕組みをつくっていくこと、 そういうことが求められている。 一方で、目の前の仕事量はどんどん増えていて、 かつ体力や記憶力は、20代前半に比べて下降線を辿っている。 もはや、仕事の方法をダイナミックに変えることでしか、 生き残っていけない。 やるべきことを優先順位をつけて、手戻りなくきちんとできる集中力も、 当たり前のことを当たり前にコツコツと漏れなくできる持久力が必要だし、 先を読みスケジュールをつくり、関係者の進捗にも気を配り、 問題が起きたら自分ごととして真っ先に対処する、という人間力も必要だ。 言葉で書けばやるべきことは分かっていても、 それを具立的な行動としてやり遂げることは何とも難しい。 しかし難しいといって、言い訳ばかりを言っていても何も進まない。 外は気持ちのよい初夏の風が吹いている。 気持ちを切り替えて、明日もがんばろう。 #
by yonedy7
| 2014-06-14 23:23
ここ3ヶ月、あまりの忙しさにまさにこころをなくしていたような日々だった。
9月から11月の記憶が仕事と写真展以外にほとんどない。 というより、平日は朝から終電前まで仕事をして、 休日は、最低限の家事をして、写真展の準備に追われていたから、 それ以外のことをほとんどしていなかった。 さて、今日帰り道に思ったことを備忘録として。 設計ってなんだろうって、どんなスタンスでものを決めるのだろう、 と考えたとき、 それは、「あるべきものがそこにあるように」というスタンスでありたいと思った。 普段は、デザインをする余地のある設計はほとんどしていない。 機能と性能を満たすように設計するとおのずと形状/素材/寸法/仕上げは決まる、 という設計がほとんどだ。 ただ、時々、機能/性能以外に決めるべき余地がある仕事がある。 そのとき、今までやっている設計の延長線にあるような判断基準が欲しいと思った。 それが何かと考えたときに、 「あるべきものが有るべき姿でそこにある」ということである、と考えが浮かんだのだった。 そして、その「有るべき姿」ということが新しい価値を提示していたら、さらによいな。 深沢直人さん、無印良品、北欧のデザインのように、 デザインしていない訳ではないが、あるべきものがあるべき姿でそこにある、というデザイン。 それは、ただただ機能のみで決まるときも、同じスタンスで居られるんじゃないかな。 冬の始まりのよるの戯言。 #
by yonedy7
| 2012-11-29 01:29
| 建築
建築に限らず、何かをつくる仕事をしている人にとって、
常につきまとうのが、 「イニシャルコスト」と「ランニングコスト」のバランスである。 後々のメンテナンス性を考えると、イニシャルコストを上げた方がよい。 また、ランニング時の不具合のリスクを避けるためにも、イニシャルコストが必要だ。 しかし、事業性が成り立たなければ、プロジェクトは承認されない。 設計者として、ギリギリの性能を担保できる、ギリギリの設計をしつつ、 守るべき線は守る。というのが理想的だが、 その守るべき線がどこか、ということにとても迷っている。 その線の見極めを間違ってしまえば、瑕疵責任を問われ、損害賠償責任がかかってくる。 だから、どこまでが守るべき線です、とプロとして、 きちんと見極めて、主張しなければならない。 どこまでが想定内で、どこまでを想定外とするか。 想定内とすることは、どこまでも主張し、守らなければならない。 決して事業性をよく見せたいという誘惑に負けてはならない。 という絶妙な状況の心境をつづってみました。 #
by yonedy7
| 2012-10-28 22:33
| 会社
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