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無意識
1月に入って、定期を久しぶりに買った。

もうすっかり慣れたが、定期利用を再開して数日間は、
自動改札通過の最後の1、2歩、小走りになっていた。

パスネット(磁気カードによるプリペイドカード式の乗車カード)は、
自動改札機を通すと、カードの裏にに利用区間・残金が書き込まれる。
そのため、自動改札機をカードが通過するのにかかる時間が、
定期に比べ、ほんの少しだけ長い。

もともと、定期の通過するスピードと歩くスピードはほぼ等しい。
パスネットの場合、なめらかに自動改札を通過するには、
カードを受け取る前に、意識的に若干スピードを緩める必要がある。
1ヶ月間、その不自然な動きを反復することで、
無意識に足がスピードを緩めるという筋肉の動きが、身体に染み付いた。
おそらく、0.10秒くらいしかない差だが、朝の通勤ラッシュの中で、
この僅かな時間は、大変貴重で、滞るとたちまち人の列が発生してしまう。

人間の感覚というのは、計りしれないなあと、改めて感心すると同時に、
そんな鋭い感覚を通勤ラッシュごときに駆使せざるを得ないという日常を
少し空しく感じた。
by yonedy7 | 2007-01-16 00:47 | たわ言
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