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近況
また随分と間が空いてしまった。

ここ一週間で、仕事は随分と落ち着き、
労働時間は2/3倍、睡眠時間は3/2倍というすばらしく健全な生活を送っている。
しかし、一度染みついた生活週間が2時間余り前後するというのは、
それが健全な方向であっても、容易には身体がついてきてくれない。


話は変わり、
最近はまっていることは、本を買うこと。(つまり、買う=読むではない…)
古本屋は、1000円前後でたいていの本が買えるので、ついつい手が伸びる。

今、読んでいるのは、
「建築の現代思想 ポスト・モダン以後のパラダイム 」
もう20年ほど前の本なので、現代と言っても既に前時代ではあるが、
様式主義〜近代〜現代の流れが分かりやすく、学んでいる。
(たぶん、余りに私が建築史の知識に乏しいため、
 時代の流れを拾って読んでいるが、本来はもっと違う読み方のはず)
そして、図版が多いのもよい。

それから、広島育ちの私にとって、
夏=昆虫採集のイメージなので購入したのは、
「昆虫 -脅威の微小脳」
実家の畳に寝ころんで、喧しい蝉の音を聞きながら読みたい一冊。


ところで、先週新潟中越沖地震が起こった時、
私は、東京カテドラル聖マリア大聖堂(設計:丹下健三)の中にいた。
あの大空間にいて、地面とコンクリートの塊が、
ぐらんぐらん揺れているのを感じとり、動けなかった。
たかだか震度3程度。
設計に携わるようになり、‘地震’は、私にとって、
近い脅威として受け取るようになった。
私が死んで、築100年の建造物になったとしても、
自分が、人の命を間接的に奪う可能性を否定できないということだ。
by yonedy7 | 2007-07-23 02:50 | たわ言
音/世界の捉え方
昨日は、栃木への現地調査。
一日かけて、130キロのドライブ(!?)をして2カ所を回る。

関東平野の真っ直中にある栃木というのは、
'THE 平野' ひたすら平らな地面が続き、
ときどきこんもりとした森が現れる。
広島出身の私の知っている田舎の風景とは、全く違う種類のもので、
あたたかい冬、穏やかな風景は、少しヨーロッパの田舎と似ていると思った。
どうせなら、秋の紅葉の時期に調査に行きたかったなあ、と同行者と話す。

それはそうと、4時間も車に乗っている間に聞いた話の中で、
とても刺激的だったことをひとつ。

音楽家についての話。 ある音楽家は、
海のさざ波を、
「糸を一定のスピードで落としつづけるよう」
と表し、
人が声を発し、会話をすることは、
「女性が赤ん坊を産み落とすような行為」
であると表現する、
という。

世界の捉え方が、音を中心に回っていて、
そこには、私の世界と全く捉え方の異なる世界がある。
いいなあ。こういうの。
写真家には写真家の、小説家には小説家の、
ショップ店員にはショップ定員の、
それぞれの世界を捉えているんだなあ。
最初の話に戻ると、風景に対する捉え方でさえ、
ひとそれぞれ、相当に異なっている。
そのひとの世界はきっと体験することはできないけれど、
会話をしたり、一緒に食事をしたりする中で、
少しだけ触れることはできる。
もっと色んな人に出会いたい。
by yonedy7 | 2007-03-03 19:49 | 会社
雑文
今日は、ぐだぐだだった。
だいたい私の仕事は、一週間に一度ペースで締め切りがあるのだけど、
今一番近い締め切りは、3週間後。
もともとスケジューリングが苦手な私が、3週間後を目論み、
毎日緊張感をもって仕事をするのは非常にきつい。
人間は、締め切りに追われないと、つい怠け心が出てしまう。

どうにも集中できないため、ほぼ定時帰り。
地下鉄を根津で途中下車し、ふらりふらり。
根津の路地や古い木造家屋はほっと心が緩む。
それはそうとして、最近のデザイナーズマンションブームで、
幹線道路沿いの集合住宅の多くは、
よくも悪くも、数年前より遥かに「デザイナーズ」っぽい。
なのに、ちっとも町の風景がよくなっていると感じないのはなぜだろう。。。
結局、敷地の中の出来事でしかない。プロダクトと同じ感覚で、建物がつくられている。

今週発売の新建築住宅特集3月号で、知り合いの設計した住宅が載っていた。
呉高専の吹奏楽部で知り合った、私が1年生のときの5年生の先輩。
この人が部室でエスキスに熱中し、研究室で徹夜の毎日を送っているのを見ながら、
もしかしたら、建築はとておもしろい分野なのかもしれない、と感じた。

知り合いの活躍というのは、とても刺激される。
私は何年後、この先輩と同じ世界に立てるのか。
30になったとき、何かカタチを残したい。

(今日はほんとに雑文ですね)
by yonedy7 | 2007-02-23 23:17 | たわ言
建具と日常の景色
今日、仕事で建具を書こうとして、
私は建具について、何も知らないことに愕然とした。

毎日、いろんな場所で、何十回と目にしているハズなのに、
いざ設計しようと思うと、何も知らない。

枠の奥行きはいくつなのか
方立の幅はいくつあれば十分なのか
ガラスとの納まりはどうなっているのか
防犯仕様の時、どのガラスが妥当なのか etc

普段、設計したことがないから分からない、と考えるのであれば、
(↑ホントはそれじゃよくないのだけど・・・)
設計したことがあるものに関しては、
その少し周辺も含めて深く知っているようにならなければ、筋は通らない。

明日から、私は生活全てを巻き込んで、建具に対して敏感になる。
そうして、ひとつの設計を終える度に、敏感になる対象を積み上げていき、
その度に変わってゆく日常の景色は、今よりずっと鮮やかに私の目に映るはずだ。
by yonedy7 | 2007-02-15 01:03 | 建築


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