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虹色タイル
久しぶりに講演会へ行った。
三田の建築会館で開催中の「山田守展」のシンポジウム。

山田守は、分離派からモダニズムの時代を生きた日本近代を代表する建築家であり、
京都タワーや武道館は彼の晩年の代表作。

今日一番の収穫はというと、山田守建築のタイルのお話。

「 山田守のモダニズムは、磁器質タイルのホワイトキューブである。
  東京厚生年金病院のタイルは虹色でぬるぬるだ。」

「虹色でぬるぬる」とは、タイルの表面に独特の光の反射が起こり、
まるで水たまりに油が浮かんでいる状態のように、
建物の表皮全体がぬるぬる虹色に光るらしい。
(見てみたかった。現存しないのが残念でならない。)

さて、ここからが井上章一さん(大学で建築を学び現在は人文学者)の面白い話。
建築家とは全く異なる切り口で話が展開される。
現在、虹色でぬるぬるのタイルを手に入れるにはどうすればよいか?
TOTOやINAXなど、一般のタイル業者のカタログには虹色ぬるぬるタイルはない。
特注で高価になってしまう。では、どこで入手出来るのか? 
答えは、ソープランドや遊郭などの色物建築の建材を専門に扱っているタイル業者だと言う。
なるほど。確かに需要はありそう。
しかしな、そんな独自のルートがあるとは。。。
しかも、そのルートでしか手に入らない材料があるなんて。
2007年。初の驚き。
by yonedy7 | 2007-01-14 03:26 | 建築
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