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カテゴリ:建築( 38 )
ライト
オンとオフが、きちんと使い分けられる人になりたい、
と思いつつ、
オフでもオンのことを考えることができる人でなければ、
生き残っていけない職業だというジレンマ。

今日は天気がいい。

もうすぐ3月だ。

いざ、遠藤照明ショールームへ。
by yonedy7 | 2008-02-23 12:15 | 建築
精度についてぐるぐる
仕事をしていると、ふと考えること。
精度について。

材と材の間の精度。
例えば、目地の幅、チリの厚み、曲げのカタチなど、
頑張って縮めることは出来なくはないけれど、
それを頑張ることが、妥当なのか、ということ。

自分の関わっている建物にとって、
過剰かどうか。
設計事務所として、
確実さを何パーセント担保できるかどうか。
施主の営業利益を注ぎ込み、
僅かな違いによって生まれる効果を、
論理的に説明しきることができるかどうか。

施工レベルによっては、破綻を招くかもしれない、
だけど、監理によっては、上手くいく。
だから、頑張ってみたい。
そんなところを ぐるぐる ぐるぐる。
by yonedy7 | 2008-01-22 02:57 | 建築
Vector Works
かなり久しぶりに、真面目にVector Works を使っている。

学生時代はあれ程ヘビーに使っていたのに、暫く使っていないと、
どんなツールがあったかさえ思い出せないのはヒドイ。
使い始めて1週間で、ようやく慣れてきた。

ずっと手書きで立面をスタディしていたのだが、
今日から、類似案をいくつも比較するため、CADに移行した。

さすが、CADは驚く程速い。
外壁のパターン比較など、手書きだと気が遠くなるような作業はCADの領域。
しかし、図面化するのは効率的だが、
そこから次の案に発展させるのはどうも苦手で、
結局のところ、どちらが効率がよいのか、疑問だったりする。
訓練すれば、CADも脳内の思考と一体化したツールの成りうるのだろうか。


明日は、朝から宇都宮だ。
宇都宮といえば、宇都宮美術館で開催中の、
「北欧モダン デザイン&クラフト ムーミンをはぐくんだ自然と文化の生活」
へ行きたいが、開館時間が思いっきり業務時間と重なっている。
現場の帰りに半休でも取って、行くべきか・・・と迷うが、
あと一週間しかないので断念するしかない。ぜひ東京展で。
by yonedy7 | 2007-08-27 01:28 | 建築
建具と日常の景色
今日、仕事で建具を書こうとして、
私は建具について、何も知らないことに愕然とした。

毎日、いろんな場所で、何十回と目にしているハズなのに、
いざ設計しようと思うと、何も知らない。

枠の奥行きはいくつなのか
方立の幅はいくつあれば十分なのか
ガラスとの納まりはどうなっているのか
防犯仕様の時、どのガラスが妥当なのか etc

普段、設計したことがないから分からない、と考えるのであれば、
(↑ホントはそれじゃよくないのだけど・・・)
設計したことがあるものに関しては、
その少し周辺も含めて深く知っているようにならなければ、筋は通らない。

明日から、私は生活全てを巻き込んで、建具に対して敏感になる。
そうして、ひとつの設計を終える度に、敏感になる対象を積み上げていき、
その度に変わってゆく日常の景色は、今よりずっと鮮やかに私の目に映るはずだ。
by yonedy7 | 2007-02-15 01:03 | 建築
虹色タイル
久しぶりに講演会へ行った。
三田の建築会館で開催中の「山田守展」のシンポジウム。

山田守は、分離派からモダニズムの時代を生きた日本近代を代表する建築家であり、
京都タワーや武道館は彼の晩年の代表作。

今日一番の収穫はというと、山田守建築のタイルのお話。

「 山田守のモダニズムは、磁器質タイルのホワイトキューブである。
  東京厚生年金病院のタイルは虹色でぬるぬるだ。」

「虹色でぬるぬる」とは、タイルの表面に独特の光の反射が起こり、
まるで水たまりに油が浮かんでいる状態のように、
建物の表皮全体がぬるぬる虹色に光るらしい。
(見てみたかった。現存しないのが残念でならない。)

さて、ここからが井上章一さん(大学で建築を学び現在は人文学者)の面白い話。
建築家とは全く異なる切り口で話が展開される。
現在、虹色でぬるぬるのタイルを手に入れるにはどうすればよいか?
TOTOやINAXなど、一般のタイル業者のカタログには虹色ぬるぬるタイルはない。
特注で高価になってしまう。では、どこで入手出来るのか? 
答えは、ソープランドや遊郭などの色物建築の建材を専門に扱っているタイル業者だと言う。
なるほど。確かに需要はありそう。
しかしな、そんな独自のルートがあるとは。。。
しかも、そのルートでしか手に入らない材料があるなんて。
2007年。初の驚き。
by yonedy7 | 2007-01-14 03:26 | 建築
年を越して解決。
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年末から、久しぶりに勉強に励んでいる。
自発的にというよりは、年明け早々必要に迫られそうなため。
こういう類の本は、いくら実際に条件のない机上で勉強してもあまり頭に入らず、
結局時間の無駄のような気がするが、
せめてどんな項目があるかという概要くらいは最低限頭に入れなければ、実際に使えない。
と、自分に言い聞かせながら読み進める。
ようやく半分読破。
あと半分。



それはそうと、昨年秋に四国旅行で発見した外壁階段パチンコビルの訳。
年を越してようやく解決。

建築基準法35条により、 災害時に安全に屋外へ避難する為、
直通階段に至る歩行距離は決められている。
パチンコ店の場合、30m以下。
よって、写真のように、10mぐらいの間隔で4本の階段が必要になるという解決もいたしかたない。
という訳のようです。

やっぱり外壁階段パチンコビルのデザインは好きになれないけど、
もやもやが解決したのはウレシイ。
by yonedy7 | 2007-01-07 23:48 | 建築
ずっと、変わらなくて   ずっと、よいもの
今日は、少し真面目なはなしを書きます。

私が今担当している仕事は、改修・模様替工事の設計です。
デザインやプランを提案する新築の設計と対照的に、デザインの余地はなく、
既存の条件をもとに、どうやってつくるか、ということを検討していく設計 です。

そんな毎日の中、当たり前だけれど今まで見えていなかった、
大切なことが見えてきたような気がします。
建築の一生のなかで、一瞬の新築期間の後に、大変長い期間の運用期間があり、
その間、内部の改修や外部の改修などの維持管理工事が何度も実施され、
いつか撤去される日がくる。

今まで、頭の中のイメージの中では分かっていたつもりだったけれど、
やはり自分の仕事として経験すると、建築を建てることに必然的につきまとう、
社会に存在する年月の重みを否応なしに考えさせられる。


ずっと変わらなくて、ずっとよいもの。
変わらず価値を持ち続ける、ということ。


そんな建築の在り方もあるのではないか、と。
いずれやってくる改修を視野に入れた新築時の設計手法。
何十年も経った後に、よい建築だと言ってもらえるような建築をつくっていきたい、
と考えるようになった。

この半年間、私のはなしを、受け止めてくれた同期のみなさま、
大学のみなさん、本当に、ありがとう。
ようやく、小さな変化だけれど、何かを越えることができたように思います。
by yonedy7 | 2006-11-03 19:40 | 建築
四国の秋-3
そういえば、四国旅行3日目を書くのをさぼっていた。
ということで、3日目、高松市内で見たもの。

まずは、香川県庁舎/丹下健三


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さすが、巨匠。
プロポーションの美しさとコンクリートの梁の連続の力強さに圧倒される。


続いて、丸亀市の猪熊さんの美術館/谷口吉生
へ。

うどん屋を探して丸亀市内をふらふらしていると、奇妙なパチンコ屋の外壁を発見。


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なぜだ!!!
無意味にもほどがある。
なぜ???どんな法律がかかったらこんなことになるの!?
設計意図が気になって仕方がない

さて、再び高松市内へ戻り、レンタサイクルを借りて市内を散策。

百十四銀行/日建設計

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実は、この作品行く前は知らなかったので、詳しい情報は全く知らないが、
いきなり目の現れて、この造形力あふれる姿には一目で惚れた。
広角カメラで撮影できなかったのが、残念でならない。
銅板葺き(たぶん)が青く腐食しているのもまたステキ。
いい歳のとりかたをしている建築は何だか幸せな気分になる。

最後に、ビルファサード2点。
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左は、ショップが1階に入っている、マドのかわいいビル。
右は、一層ごとに外壁が異なる素材で仕上げられているビル。
ごくごく普通のビル。1層目は白いモルタル。
2層目は白いスパンドレル。
3層目はシルバーグレーのスパンドレル。
サッシュも各階異なっている。
模様替えを繰り返した結果、気まぐれに違う素材が集まっただけかもしれない。
でも、なんか魅力的。いい表情をしてる。


そんなこんなで、四国2泊3日の旅。
しっかりリフレッシュ。
1年に一度、いや半年に1度くらい、ふらりと旅に出たいものです。
by yonedy7 | 2006-10-22 04:31 | 建築
四国の秋-2
ええ、つづいて2日目

直島三昧。

フェリーターミナル/SANAA
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家プロジェクト/安藤忠雄・ジェームス・タレル
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直島スタンダード2
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ベネッセハウス/安藤忠雄
地中美術館/安藤忠雄

本村アーカイブ(西沢立衛設計)にて、レンタサイクルを借り、直島を一周。
島だから、平坦だろうと油断してしまった。想像以上に起伏は激しい。
でも、途中見える景色は格別。
自転車で坂を下るのは、最高に気持ちいい。


さて、この日最も印象的だった場面。
歯医者さん(大竹伸朗)の入り口の前で。

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子供「これ、おもしろかった」
お父さん「この古いトタンを集めるのが大変だったんやけん
     いろんな家をまわって、新しい建材を替わりに差し上げますって
     頼み込んで、ようやくできたんよ」
どうやら、父親は、この歯医者さんを施工した、工務店に勤めているらしい。
そして、息子に向かって、自分の仕事を誇らしい表情で語っている。

正直、直島に行く前は、アーティストとか建築家が自分の表現のために乗り込んで、
勝手にやってるんじゃないかと思っていた。

しかし、この親子の会話を聞いて、
直島にとって、アートは非日常としてあるのではなく、
人々の日常生活の中で密接に関わり、日常の一部としてあることを実感した。

とてもよい会話だった。

建築もアートも、本来場所があって、そこから始まるんだと思った。
場所性とか、今更叫ぶのは、ばかげているのかもしれない。




最後に、秋空と瓦屋根。
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直島の秋は、とてもとても、すがすがしかった。
また数年後、足を運びたい。

(今度はベネッセハウスに泊まってやる!)
by yonedy7 | 2006-10-11 01:00 | 建築
四国の秋-1
三連休。四国へふらりと旅に出ました。

ということで、旅行記を。
まずは、一日目。

金比羅宮
香川県立東山魁夷せとうち美術館
高松泊


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鈴木了二 「金比羅プロジェクト」
1000段の階段を上り切った先に現れる。
カメラが広角じゃないのが憎らしい。
三次元じゃなくて、四次元や五次元を感じる。
それくらい、金比羅宮という場所と風景と建築が一体となっている。
最近思うことだけれど、建築とそうでないビルディングの違いは、
三次元以上の何か(それを空間と呼ぶのかもしれない)
を感じられるかどうか、にあるような気がする。




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谷口吉生 「香川県立東山魁夷せとうち美術館」
これまた絶景を臨む場所にある、小さな美術館。
美術館は、展示室の自然光がよかった。
でも、谷口さんよりも、瀬戸大橋のこの足下が気になって仕方なかったため、
こちらの写真をアップ。

香川県。もちろん、昼食、夕食ともにうどんを食す。
by yonedy7 | 2006-10-10 01:49 | 建築


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